個別業務アプリケーション製品
Mobicontrol
MobiControlとは、カナダのSOTI社で開発されたMDM(モバイルデバイス管理)です。近年ではMAM(モバイルアプリケーション管理)やMCM(モバイルコンテンツ管理)の需要が高まり、MDM、MAM、MCMの機能すべてを提供するようになったため、EMM(エンタープライズモビリティ管理)としても認知度が向上しています。
現在は日本を含む世界174カ国18,000社の導入実績があり、Androidの一部の端末にMobiControlのアプリがプリインストールされるなど、モバイル端末の管理に欠かせないサービスとなっています。
特長
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- マルチOS+マルチブラウザ対応
- MobiControlはマルチOS、マルチブラウザ対応のため、OSが異なる端末変更でも簡単にライセンスを移動できます。管理端末数に対してライセンスを発行するので、管理端末総数を越えなければライセンスの使いまわしが可能です。
機能(またはサービス詳細)
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- 01.グループごとの設定
- MobiControlは階層構造を持ち、グループ間の端末移動をドラッグ&ドロップで簡単に行えるので、グループに対する設定や端末ごとの設定など、ポリシー適用の範囲に自由度が増し、手間のない管理が実現できます。例えば全社的なパスワードポリシーは一番親のグループに適用することで、グループに所属している子グループ、またその中の端末すべてに対して簡単に適用可能です。
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- 02.サポート業務の効率化
- 全拠点の管理を一ヶ所に集約し、サポート業務の効率化を実現できます。多くの顧客企業を抱えるような業務形態でも、お待たせすることなくスムーズにサポートすることが可能になります。
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- 03.リモートコントロールによるリアルタイムサポート
- 端末のサポート業務を行う側と、モバイルデバイスを使用している現場の距離が離れている場合、端末にトラブルや不具合が起こっても電話のみでサポートするのは非常に困難です。MobiControlなら、不具合が起こっている端末の画面を見ながらサポートできるので、端末管理者が現場に向かう必要がなくなります。
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- 04.遠隔地からのアプリ配布
- 端末を別拠点で使用する場合でも、MobiControlが入っていれば、別拠点で使用するアプリ・ファイルを設定一つで一括配付したり、すべて入れ直すことが可能です。またMobiControlでは端末へアプリケーションを強制配布(サイレントインストール)することができるので、管理者が配布したいタイミングで端末にアプリケーション配布を行えます。
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- 05.専用端末化(ランチャー)
- MobiControlではキオスクモードを利用できるので、一般に販売されている端末を業務利用に適した「専用端末」にすることが可能です。HTMLをカスタマイズすれば、ホーム画面を利用企業に合ったデザインにすることもできます。またキオスクモードを設定した場合、通知バーの操作禁止や標準のホーム画面やデスクトップは表示されなくなるので、利用端末の画面差別化や誤操作の防止が期待できます。