事例紹介 Works

デジタルトランス フォーメーション 2024.09.30

ルビコン様が「AI-OCR LeafNes Read with AI inside」を採用し、 納品書の伝票入力業務の効率化を実現されました。

 ルビコン株式会社(本社:長野県伊那市:代表取締役社長:赤羽 宏明)が、長野日本ソフトウエア株式会社(本社:長野県諏訪市、代表取締役社長:矢島 博)の提供するAI-OCRサービス「AI-OCR LeafNes Read with AI inside」を採用し、納品書の伝票入力業務の効率化を実現されました。

DX製品
AI-OCR LeafNes Read with AI inside

導入を検討した背景

 ルビコン株式会社では、サプライヤー企業から受領する納品書の社内システムへの手入力およびチェック作業を情報システム部門にて実施されており、毎月多大な作業工数がかかっておりました。また、毎月の締め日付近に入力業務が集中する傾向があり、その際には本来別業務を担当する社員も動員して処理を行うほどに業務負荷が高く、工数削減や業務標準化の必要性がございました。

NSKのサービスをお選び頂いた理由

  • Point
    01
    高い読取精度とユーザーフレンドリーな操作性
     いくつかのAI-OCRサービスの検証を実施した上で、AI inside 株式会社の文字認識AIを活用している「AI-OCR LeafNes Read with AI inside」は、学習済みのAIの活用により、事前学習やチューニングに時間をかけずとも高い読取精度を担保できる点や、操作も簡単でユーザーフレンドリーである点が製品選定の上での決め手となりました。
  • Point
    02
    トライアルによる事前検証
     ツールの操作方法の確認や変更後の業務フローや運用方法についての詳細な検証のために、「AI-OCR LeafNes Read with AI inside」のトライアル版利用を事前に行うことで、安心して本番利用に踏み切ることができました。
     また、AI-OCRによる読取ミスを最小限に削減するために、サプライヤー企業から受領する納品書について、AI-OCRで読み取りやすいようにフォーマットを改良した指定納品伝票への切り替えを実施しました。

効果について

 「AI-OCR LeafNes Read with AI inside」を導入することで、これまでパンチ入力業務を行っていない社員であっても同一の作業レベルで伝票処理を遂行できるようになり、業務標準化を実現することが出来ました。また、手入力によるミスの発生率も削減され、作業品質の向上も効果として表れています。締め日付近の入力業務が集中するタイミングであっても、作業担当者の心的な負担や疲労が少なく作業が行えるようになったことも大きな変化であると捉えております。

お客様の声

  • 今後の展望
     納品書の伝票入力業務を対象に確立された DX技術(AI-OCR)活用による新しい業務モデルを、社内の他部署に対して業務効率化事例として展開を行い、同業務以外で社内に残存するあらゆる紙様式からの入力業務の改善を進めていければと考えています。

お客様プロフィール

ルビコン株式会社
長野県伊那市西箕輪1938-1
ホームページ:https://www.rubycon.co.jp/

 ルビコン株式会社は、アルミ電解コンデンサ、スイッチング電源ユニット等の電子部品を開発から製造・販売を一貫して行う電子部品メーカーです。自社開発材料と設備をコア技術として開発された製品は、お客様が必要とするオリジナリティを有する製品として、最先端分野を含むあらゆる電子回路の小型低コスト化に貢献しています。
 また、開発した製品がNASAの無人火星探査機に採用されるなど、世界トップクラスの技術力、品質、シェアを誇り、世界の取引先総数5,000社、年間生産規模80億個を数える世界有数のコンデンサメーカーです。

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